会長挨拶

　HP上で開催の巴会総会です。
2020年は年頭初よりコロナ禍一色です。パンデミックが昨年巴会会報（2019年5月NO.52）巻頭言にふれた社会現象AI Singularityにとってかわってしまっています。人類の未来は、知的computerによる反乱より先に、virus病原体による攻撃により、一歩対応を間違えれば滅亡の危機に直面しかねない状況です。話題のAIもものづくりの現場活用には今一ですが、”現時点では人類に貢献するAI”として、vaccineワクチンや特効薬のすばやい開発に真価を発揮してくれることを期待したいと思います。
　人と人との心の距離という意味でコミュニティーの崩壊と変貌が始まっていることも昨年の巴会会報巻頭言でふれたところですが、今回のコロナ禍対策の一環としての“３密”による物理的距離の広がりにより、一層悪化の一途をたどっている様です。
さて、現在巴会は設立以来最大の改革期に直面していると言えます。
通常でしたら、総会の場などで皆様のご意見を伺いながら、新規活動の方向を探りたいと予定しておりましたが、上述の事態により一旦すべての活動は休止状態です。特に広範な年代の会員の方々に巴会の行事情報をお伝え出来るには、どのような工夫をすればよいのか、又、今後開催される総会などの行事に多数ご参加いただける内容の工夫など最低限の基本的なところの確立が必要と思われます。昨年末までは予想もできなかったコロナ禍による劇的な経済社会環境の変化の下ですが、会員各位には可能な限り健康管理に留意いただき、来期総会には多くの会員各位にお会いできることを期待します。